普通に働いていれば普通に結婚できていた時代は、何のお知らせもなく、物音ひとつ立てずにひっそりと終わっていました。

それどころか「学生時代や職場で出会った人と20代で恋愛をして、2～3年交際を続け結婚をして、子を授かり産み育て、マイホームや車を買い、毎週末は外食をして、年に数回家族で旅行に行く」といった、これまで「普通の結婚」と信じられていたものが普通ではなくなってしまいました。

今、アラフォーと言われる年齢の多くの方は「勉強して大学に行って恋愛結婚して親になること」が当たり前であり、それが人の幸せであるという教育を大人たちやメディアやエンタメを通して受けてきたと思います。その後、バブルが崩壊し、失われた10年は20年30年と延長され、ありとあらゆる商品やサービスは値上げを続け、収入は増えず、夫婦の3組に1組は離婚し、コロナまでやってきました。そんな混乱を経て、もはや誰も「普通の結婚とはこういうものだ、こうすれば普通に結婚できる」という正解を示してくれなくなりました。示すことができなくなったしまいました。

僕たちは全員、いつのまにか正解のない時代に強制的に放り出されれ、全員で迷子になってしまったのです。

「普通」を失った結果、出会いの方法、恋愛の形、結婚の形や考え方はどんどん多様化しました。今後もこの多様化は止めれない大きな動きになると思います。

そんな「普通の結婚」の答えが曖昧になってしまった時代で、僕たちは各々が「自分にとっての幸せとはなにか？」の答えを出さなければいけなくなったのです。いつまでもロマンティックに「普通の結婚」を信じ、運命的な出会いを待っているだけでは何もかも手遅れになってしまいます。

スタンダール赤坂は会員様にとっての幸せな結婚とは何なのか？どんな人ならその幸せを実現できるのかを一緒に考え、リアリストとしてサポートをさせていただきます。